DON'T PANIC!~シーマン&ドリカス初心者日記~6日目

■朝一番早いのは♪

朝4時に目が覚めてしまい、それでももう無意識に電源を入れてしまう。

と、細川案内人の意外なお言葉。
いつも規則正しい時間に訪れますね。あなたの几帳面な性格がうかがわれます」
当ォォォォ然ンンンッッッ!!!・・・・・・なワケないだしょー。
いつもは夜更かししすぎて、そんな時間に覗いてただけっス。でなきゃパン屋新聞配達牛乳配達だよ。
しっかし、言われるまでぜんぜん気付かなかった。時間帯ズレまくっとるなぁ。転職・・・もとい、生活を見直さねば。

シーマンたちも空腹を訴えることもなく、たまに下がった水温を気にするくらいで、おとなしく泳いでいる。ライトを消して眺めていると、30分ごとくらいに寝たり起きたりを繰り返している。やっぱ4時だもんな。でも声かけたりして。
意外に機嫌よくコイが寄ってくる。
『もしかして結婚してんのか?』
はぁ? またトートツな・・・。願望は人一倍あるけど、相手がいなきゃどうしようもねえやな。っきしょーめ。
『独身なんだ。○○歳だったよな。まー、独身生活をエンジョイするにはいい年だよな』
等といいつつ今度は付き合ってる人のことを聞く。だーかーらー、本当にいないんだってばよー。ケンカ売ってんのか、あぁ?


■遺伝子の記憶。

こちらの殺気を感じたか、コイはそそくさと泳いでいってしまう。待てコラ。呼んだら今度はブーが来た。
『・・・おまえ、元気か?』
へ? はあ、ぼちぼち・・・。なぜだか心配してくれてるらしい。
なんかおまえって、や『俺って優しいだろう~?』(にんまり)
・・・人が言う前に自分で言うなって。まあいいけどさ。ありがとね。
ブーは何か話しかけるが、『今日は話すのやめとくか』と、行こうとする。これは早起きしすぎの飼い主に対する、遠回しの諫めなんだろうか。考え過ぎか。
こういうのは途中でやめられるとかえって気になるので、もう一度声をかける。
『おまえらの、遠い祖先のことを知ってんだ』と、ブーは古代エジプト人の話を始めた。自然と、それから身を守ろうと頭を使う人間と、そうすることに比例して体は逆に退化してるという事実。・・・深い。深すぎる。

もっと聞きたかったが催促しそこね、ブーを怒らせて話は終わってしまった。・・・もうっ、短気なんだからっ。


■ネコババる?

恐れていた時は、あっさりときた。
『ハラ減ってきたってばよ』
『メシまだ~?』
・・・もう保管器にエサのストックは、ない。ダメもとで虫かごを覗いてみる。
ちょうど、さなぎから蛾が羽化するところだった。蝶ならここで羽が伸びきるのを眺めるのも悪くないんだけど、蛾だもんなー。モスラー、やっ、モスラー♪ 羽化してますますはっきりしたけど、やっぱり顔あるよ、こいつ・・・。
もう一匹はさなぎになったばかり。どう見ても、ここ2日ばかりは新たな芋虫を望める状況でなさげ。まじでやばい。
シーマンたちはエサくれの大合唱。1日くらいは我慢させても、次の日に芋虫が調達できるかは怪しい。身近にシーマンユーザーがいれば助けを求めもできるのだが、まずドリカスユーザーを探すのが難しい。だってドリカスってマニアックなんだもん。

やむをえん。

閉店間際のビック○メラにダッシュして、もう1個メモリーを調達。あー、自分の晩御飯もまだなのに何やってんだか。
新しいメモリーに新規で育成環境を作り、そこの栄養食をゲッチュ。・・・なんかセコい気がするが、ある日電源入れたら2匹とも動かないで浮いてた、なんてイヤすぎるし。ま、当面はこれでしのげるな。セコいけど。

満足して落ち着いたコイが、不意に言う。
『おまえ、血液型A型だろ』(←何故か自信ありげ)
ハズレ。Bだよーん。よくABには間違えられるけどね。
コイは勘がはずれたのが納得いかないのか、B型とは信じられないのか、妙に複雑な顔をしていた。
しかしアレだね、ブーに比べてコイは、飼い主のことをやたら知りたがるなぁ。・・・惚れたか?


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