あらすじ
s2.×rea.comでMySQLにデータベースを置いてMT3.37を使っていた
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×rea側のメンテナンスミスでs2上にあったサイト(MySQL含む)が全滅
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×rea「バックアップも失敗したので自力で復旧してください」(意訳)
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s2ユーザ「( ゚Д゚)ポカーン」
始めは×reaに元通り復旧しようとMTを入れ直し、手元に残してあった半年前のMySQLダンプに加えて吹っ飛んだ半年分の記事をキャッシュなどからサルベージ&手入力で復元。
そこまでやったが、いろいろ考えて心機一転、さくらへ引っ越すことに。
さて、このMTベースのブログをどう移したしたものか。
最初はさくらのブログにMTのエクスポートデータだけ移せればいいかと思ってたのだが、いろいろ設定をいじってみるとどうも物足りない。(記事さえ復旧できれば移した後のファイル名などはいじらない、気にしないという人は記事をインポートするだけで十分使えると思う)
理想はさくらにもMTを入れることだが、今回契約したのは月額の一番安いライトプラン。MySQLは使えない・・がSQLiteは使える。お?
調べたらあるじゃないですか。
さくらインターネットのライトプランでMovable Type 4(雪見之蔵)
裏技でも何でもなく、さくらのサポートにもMTの入れ方として対象にライトがきちんと上がってる。
と、いうわけで。
1.×reaに置いていたMT(3.37)から書き出しで記事を全てエクスポート
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2.さくらにMT(3.37)をクリーンインストール→入れ方はさくら公式を参照
※現在公式でMT3.3xは手に入らない為、持ってない場合はここでMT4.xを入れてしまうのも可
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3.1のエクスポートデータをインポート
※文字コードは自動認識でなく手動で選択しておくこと。
また、記事の量が多すぎるとインポートがうまくいかないことがある。
その時はエクスポートしたtxtをメモ帳で開いて適当な「AUTHOR:」の前で
分割保存後に順番に読み込めばok。
ワードパッド等で開くと文字コードが保存されず記事が文字化けする事あり。
これで記事データはさくらのSQLiteに引っ越し完了。
移転前と移転後でシステムや記事のディレクトリ構造を揃えておけば、記事内での画像もフォルダごと持ってきてやるだけで移転前と変わらず表示されます。
SQLiteのテーブルデータバックアップは、手順2の中で作ったdbフォルダ内にできるmtdbというダンプファイルを適時ローカル保存してやればok。
この後でMT4にバージョンアップすることも普通に可能。
※試しに、クリーンインストールしたMT4にMT3.37のエクスポートデータをインポートしてみたところ、記事データが壊れることもなく普通に動作しているように見えた。
ただこちらはこまかくテストしたわけではないので、何らかの不具合が出たら御免。
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