Wizardry#1を遊ぶ-B10F・後編

これまでのお話。
玄室の守衛から君主の聖衣&村正入手で戦力大幅アップ。勢いづいたパーティはそのままワードナの部屋の前へ――。

(ここから下は最終戦画像など出てます、ご注意)

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なんですかこれ、営業時間が銀行並ですよ?
FC版では確か17時まで営業してたはず・・ぶつぶつ。
なんて強がりつつも、パーティ平均レベルは12、メイジ天草はティルトウェイト(全体攻撃呪文)を覚えておらず、プリースト骸羅はカドルト(蘇生)を覚えていない。戦闘中に一人でも死者が出たらまず勝てないでしょう。

それでも勢いで、うりゃ(蹴)。
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溶けるように消えてゆく障壁の向こうに――
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ワードナ様ご一行、ご対面~。おお、贅沢にボス専用曲付きだ!

ワードナは大魔導士と言われるだけあって、全てのスペルを習得済み。
ちんたらやってると容赦なくティルトウェイト(核爆発の威力を瞬間的&局地的に発生させるような魔法。いま食らったらパーティ前衛は瀕死、後衛は間違いなく即死の威力)が襲ってきます。
それを避ける為には、ワードナが呪文を発動する前に切り伏せるか、または失敗覚悟でモンティノ(沈黙)を試みるしかない。
しかしワードナの側には不死王ヴァンパイアロード、そして取り巻きのヴァンパイア達。
これらも強力魔法とレベルドレイン攻撃を駆使してくるので、ワードナ一点集中というわけにもいかない。

ええい、ままよ!

覇王丸→ワードナに攻撃
風花丸→ワードナに攻撃
骸羅→ヴァンパイアにモンティノ
黒子→ワードナにモンティノの杖
和珍→ヴァンパイアにモンティノ
天草→ヴァンパイアロードにジルワン

黒い影が初っ端に動いた――宝箱係、いや違う、我らが黒子だ。
手にしたモンティノの杖が一際輝く!
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効いちゃいました・・。
(後で調べたところ、成功率は1/4くらいらしい)

続けて天草のジルワン(アンデッド一体を灰化)がヴァンパイアロードを直撃。
いかに不死王といえどもこの呪文だけはいかんともし難く、一発消滅。
次にヴァンパイアが動いた――しかし詠唱したのはマハリト。助かった。
続けてワードナがティルトウェイトを発動させるも
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声は出ず、覇王丸&風花丸がバッサリ。
和珍と骸羅のモンティノ重ねがけで残ったヴァンパイア達も沈黙、マダルト不発。
次ターンでヴァンパイアを蹴散らし、
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脱落者もなく無事に護符を入手。いやー、なんとかなるもんですね・・。

この護符がまた素晴らしいもので、AC-10と鎧以上の防御を誇るわ転移魔法は使えるわドレインや毒は防ぐわ就活はうまくいくわ彼女は出来るわヒーリング付で肩こりに効くわで良い事ずくめなものなんですが(一部誇張表現有)、城に帰還するとうむを言わさず回収されます。
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なんかいろいろ釈然としないものがありますが、とりあえずお疲れ。
(半分くらいモザイクかけてますので、全文読みたい人は自力クリアでどうぞ)


もっとも、この面子が言われるままに近衛兵で生活安泰ヒャッハー!
――なんてはずもなく。

また後日始まるであろう#2に向けて、それぞれ鍛錬しているようです・・?


おまけ
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Wizardryのモンスターに関してだが、絵なら末弥純氏、文ならベニー松山氏の描写が一番だと思う。
ベニー氏のモンス設定って一々ツボにはまるんだ、「フラック」が固有名詞とか。
この「不死王」にしても、同名の短編はいまだに好きな作品のひとつだ。この作品で、中性的な美形と男性的な美形の描き分けを初めて意識した。
そういやこの話の中で不死王、マイルフィックと戦ってたな・・とんでもない邪魔が入って終わったけど、最後までやったらどうなってただろう。


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