Tiger'sEye

実際にスキー場へスキーに行ったことがある人なら、ああこれこれと言いたくなるような細かいところが色々作り込まれてて微笑ましいです。例えばリフトに乗ってる場面だけでも、リフト上で無駄にきょろきょろ出来たり、支柱のローラーのとこだけガタガタなったり、スピーカーが近付くと音楽も近くなったりその逆もあったり。
わざわざドルビーシステム取り込んでいるだけあって、音の臨場感はかなりのものです。

滑るのはリモコン＆ヌンチャクだけでもいけます。が、スキー経験者なら絶対Wiiボードもセットで用意すべし。(体験動画でもありましたが)ボードを画面と反対向きに置けば、現実のスキーと同じように進みたい方向と反対に体重を掛けて滑れます。
欲を言えば、２台並べて二人で滑ったり出来たら良かったんだが(・・と思う一方で、実際出来たとしても、ボード二つ用意してまでこれを遊ぶって、どんだけバカップルだろうとも思う)。

ゲレンデでランダムでかかる曲の中には、鉄板・ユーミンの『スキー天国、サーフ天国』『恋人はサンタクロース』『BLIZZARD』もしっかり流れます。あとナムコ発の恩恵で「もじぴったん」の歌も流れてたり。『ふたりのもじぴったん』とか、意外にゲレンデと相性良いんだなとか気付いたり。

雪の感触や冷たさや眩しさを肌で感じることが出来なかったりとか(パウダースノーを踏んだときの足裏の感触とか捨てがたいよなぁ、音は頑張ってますが)現実には敵わないってのは解ってますが、何が良いって、重い道具抱えて遠方のスキー場まで睡魔と闘いつつ滑りに行くって手間が省けるのが有難い。遠出が億劫になった自分のような者には特に。その点はWiiスポーツの楽しみ方と同じですな。