さらば次郎丸

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問題の「口だけパカ」状態の檜。声出てません。

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女王さま桐、冷蔵庫の上にまだ君臨中。

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冷蔵庫に入れてた缶ジュースを飲もうと手にとってみたら、凍ってた。ふっ、もうそんな季節か・・・(注:うちは寒い日が続くと、温度調節も触ってないのに冷蔵庫の中のものが凍ります。たまに水道管も凍ります。でも住所は渋谷です)。


昼、相変わらず声が出ない檜を病院に連れてった。病院までの道中・・・恐怖で鳴いた。おいーー、声出るじゃんかよーー。案の定、医者に診せたら「声が出るなら大丈夫。避妊手術で無口な性格に変わったのかもよ」(注:本人はいつも鳴こうとしてます)。・・・。診療費とられなかっただけマシか。


今日は父上の50の誕生日なので、実家に電話をかけた。ちょうど父が出た。プレゼント、何も送ってないのでとりあえず声だけということで勘弁してもらう。セコい子を許されよ(注:父上は新しいPCが欲しいようですが、それは予算オーバーです)。
その電話で、父は「悲しい知らせが」と言った。ピンと来て、「・・・ああ、・・・死んだ?」。数日前に母に電話した際に「今回はもうダメかも」と言ってた猫、次郎丸が昨日亡くなったらしい。ペルシャの雑種で大食らいで体重が7キロ近くある、タヌキみたいな猫だった。猫エイズ持ちの野良猫に噛まれて感染し、痩せて体重が4キロ台まで落ちたこともあった(注:十分重いです)。悪化することはあっても完治することはないこの病気を薬でだましだまし過ごしていたが、とうとう逝った。もう、そっちでは苦しむことない。おまえのことだ、すぐ体重も元に戻るだろう。
いま手元には、大学の卒業式に家で重い次郎丸を抱きかかえて写った写真がある。ほんとに猫というより、タヌキだ。


電話を切ってから、涙が出た。


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