親知らずを抜く

親知らずが冗談抜きに痛い。ゆうべはとうとう寝られなかった。
朝会社に行っても頬と頭が痛くて仕事にならない。虫歯が痛くてたまらない、なんてことになったことはないのに、親知らずが1本生えただけでこんなにダメージが大きいとは。驚いた。
耐えられないので、午後半休を取って帰宅。家の近所だけで歯医者が5件くらいあるので、とりあえず初診OKで適当に古そうな歯医者を1件、外見だけで選んで飛び込んだ。先生は毛むくじゃらの太い腕の、クマみたいな人だった。
さっそく検査してもらうが、痛みで口が少ししか開かない。「普通なら指2本(が縦に)入るくらい開くものなんですが、顎まで炎症起こしていて1本しか入りませんね」というクマ先生の指1本は、自分の指2本分の太さ。なるほど、確かに普段は(自分の)指4本(が縦に)入るくらいは開くもんな。頭の中で納得した。
ほんとは今日抜いてしまいたい気分だったが、これではレントゲン写真も撮れない。仕方ないので、痛み止めと腫れ止めをもらって帰る。


帰ったら、檜と桐は部屋のテーブルの上で長々と寝ていた。いつもより早い帰宅に驚いたようだが、やがて檜も桐も喜んで足にまとわりついてくる。よしよし。
でも歯が痛くてそれどころではない。薬を飲んで2時間ほどうとうと。目が覚めたら、痛みは少しあるが口がだいぶ普通通りに開くようになっていた。おおっ、これはいけるかもしれない。


速攻で歯医者に電話し、レントゲンを撮ってもらいにもう一度行った。撮れた写真を見ると、虫歯にはなっていないが、完全に頬に向かって斜めに生えてる親知らず。くう、こいつのせいで。
もう嫌なので、無理を言ってこのまま抜いてもらうことにする。歯茎に麻酔をかけて5分待ち、ペンチみたいなので歯を引っ張られた。ぜんぜん痛くはないが、ギシギシ頭蓋骨に響くので変な感じだ。ゴリッといったと思ったら、抜けた。その間3分足らず。あっさり。
「ちゃんと3本根っこで虫歯もない、綺麗な形の歯ですねぇ」とクマ先生が抜いた歯を消毒しておみやげにくれた。言われてみると、確かに標本にでもできそうな、歯らしい形をした見事な歯。斜めにはえてなければ・・・もったいない。明日会社に持っていってみんなに見せよっと。
抜歯にかかった治療費は、先の検査+薬と併せて1200円足らず。こんなに安くていいんでしょうか。クマ先生ありがとう。今夜はちゃんと寝られるかな。

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