DON'T PANIC!~シーマン&ドリカス初心者日記~2日目

■ギルマンと話そう。

ギルマン観察開始。どれも同じ顔してるかと思ったら、1匹はタラコ唇、1匹はデコが青、もう2匹は高木ブー

試しに声をかけたら、みんな意味不明な言葉を喋る。後で知ったが、宇宙語らしい。顔はアレだけど、声はまだ子供。タラちゃん声じゃないのが惜しいですぅ。
しかし発音出来るのなら、ここは「おはよう」から教えるのが王道というもの。
ハイ、そこのタラコ唇のキミ! リッスン!

「おはよう」
『○×△@・・・』
「おはよう」
『□○@×?』
「おはよう」
『おはよう』
「やった! もう一回、おはよう」
『おはようございます!』
「ををっ!? すごい!」
『どうもどうも』
「おおお!」
『いえーぃ』

・・・遊ばれてる気がしないでもないが、利口なのは良いことです。
ごほうび(?)にくすぐると、身をよじってキャッキャ笑う。どんな顔でも、我が子は可愛い。


■どこでそんな言葉を。

つかみはオッケー。ならば時間の許す限り、おまえたちに付き合ってやろうではないか。暇なのではない。

「ギルマン?」
『○×△@・・・』
「シーマン?」
『なーに?』
「よしよし。名前はあるの?」
『わかんない』
「年は?」
『3さい!』
「昨日生まれたのに3歳?」
『盆栽!』
「お、オヤジ~・・・」
『あほあほ!』
「なに~?」
『ウン○、ウ○チ、ウン○、ウ○チ・・・♪』
「・・・(絶句)」

そういえばマニュアルに、シーマンは遺伝子レベルで知識を次の世代に伝承する、てなことが書いてあったっけ。つまり彼らの先祖がどこかで憶えた言葉らしい。またしょーもないことを遺伝してくれたもんだ。人にこの子らを見せたとき、この言葉は自分が教えたんじゃないと言い張ったところで、誰も信用などすまい。やれやれ。


■早くも召使い状態。

『○×△@・・・』
ん? みんなで何か言ってる? しかも顔しかめてるし。
・・・・あ、ゴメン、水温が下がってるね。ハイハイ、上げさせていただきますです。
『×△@』
適温にしたら、今度は喜んでるらしい。快適な状態でノックして側に呼ぶと、みんな少し微笑んでくれるように見えるのは気のせいだろうか。喜んでるみたいだから良いことなんだが、その笑顔も恐い。わかっちゃいるんだが、油断すると恐い。ああ、いつまでも慣れない親を許せ。

しかし餌はどうしたものか。卵とセットになってた栄養食をやれば食べるが、そんなに数もない。彼らがお腹空いたと自己主張するまでは、心配しなくていいのだろうか。だいたい稚魚って、成長に必要な養分はお腹の袋に入ってるって言うし・・・。ま、しばらく様子見とこっかね。実際、どうしたらいいか判らないんですぅ。・・・まじでやばいかも。


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